おばぁちゃんが生きていたころ「清津峡は良いところだよ。」ってよく言っていたのです。
たまたま秋の紅葉も重なり、遅めのお彼岸も兼ねて行ってきました。
今回お世話になったのは、清津峡湯元温泉の
清津館さん。
部屋は3階でしたが、この旅館さんにはエレベーターは無いので階段です。
昔はこういうのが当たり前だったんですよね。
いかに機械に頼っているか、実感です。
温泉は、美味しい夕ご飯の後に、貸し切り露天風呂(清津峡への入口脇にありました)へ入りました。
空にはぼやーとしたお月さんが・・
月見風呂って、なんて贅沢なの!!
時間を忘れて長湯しちゃいました。
温泉は硫黄の香りがプンプンです。しっとり。

翌日、雨がしとしと降るなか、いざ清津峡へ!
きのうは月が出てたのに、雨って・・・ついてない。
それでも、宿泊してた人だったり、バスツアーのお客さんだったりで、人がたくさん。

長いトンネル(通行料大人¥500/往復約60分)を徒歩で歩いていくと、4ヶ所に展望地点がありました。
外は、崖100%な場所です。
いつ崩れてきても、おかしくない状態なところもあったのでちょっとこわい...
そして、とても寒い!
旅館のおばちゃんが、もう雪が降ってもおかしくないって言ってたのを思い出す。
それくらい寒い!日の当たらないトンネルだから仕方ないかもだけど。
家に帰ってきてから、親戚に教えてもらって知ったことだけど、
10年前かもうちょっと前くらいには、この渓谷の近くを歩ける遊歩道があったのだとか。
崖をつたって、おそるおそる歩かなきゃなたない場所もあったらしいけど、
崖が崩れてしまって、その遊歩道は閉鎖してしまったんだって。
この遊歩道のころの清津峡が、本当に良い景色を見れたときだったみたいです。
きっと、おばぁちゃんもその頃に行ったんだろうな。
ちなみに、観光ルートのトンネルを掘ったときに温泉が沸いたんだって。

トンネルのいちばん奥にあるパノラマ展望台。
ここの望遠鏡からカメラをのぞかせてみました。
小さな子どもたちが独占していたけど、離れた瞬間に。
紅葉も、渓谷の感じも晴れてたら、また違って見えたのかもなー。
曇だし、雨降ってるんじゃ、しょうがないか。


この通りにある笹小屋というお土産店で、たくさん買う。
お礼に清津峡と書かれたタオルをくれるくらい(笑)

帰りは、もやもやーとキリが発生。
この写真は、谷川岳P.Aで撮ったんだけど、清津峡から国道へ戻る間の山あいからチラッと雲海っぽくなって見えてきれいでしたー。