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20Apr

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25Apr

ヘンリー・ダーガーの世界

Posted by miki in び じ ゅ つ




原美術館へ行って
Henry Darger ー A Story of Girls at War-of Paradises Dreamed
ヘンリー・ダーガー「少女たちの戦いの物語—夢の楽園」を見てきました。



ステキな色使いでカラフル。花の絵はカワイイとすら感じます。
でも、そこに描かれているのは
邪悪な大人の男に少女が次々と惨殺され、首を絞められ、
血を流したり・・・少女なのに、男のモノが付いていたり。
ー非現実の王国として知られる地における、
ヴィヴィアン・ガールズの物語、子供奴隷の反乱に起因する
グランデコーアンジェリニアン戦争の嵐の物語ー
という長いタイトルの15,145ページの長大作物語の挿絵だけど
それはそれは不思議ワールドです。

絵の教育を受けたことがないらしく、描かれている少女たちは、
マンガの1コマや、写真を拾い集めて、その絵をなぞって、
トレースして色付けして作られてるそう。
そう言われれば顔やポーズが同じものがあちこちに。

これはスゴイ!と思ったのは
「The Battle of Calverhine」という初期に作られた作品。
落ち葉が所狭しに貼り付けてあるみたいに見えるのに
近寄ってみると、いくつもの絵がコラージュされてました。
あと、草原の戦いの絵に描かれてる雲も何気に戦っている
そんなアイディアがハッとするものもありました。

アウトサイダー・アートというらしいけど、
ヘンリー・ダーガーについて知ってみたくなりました。



1892/4/12シカゴ生まれ、4歳になる直前、母と死別。
その後、8歳で父親の元を離れ、カトリックの施設で過ごす。
12歳頃、感情障害の兆候が現れ、重度の精神遅滞児童施設へ。
父親が亡くなり、17歳で施設を脱走。
掃除や皿洗いの仕事をしながら、19歳から物語を創り始め、
1973/4/13に81歳でこの世を去りました。
最期を過ごした病院では、周りの患者と溶け込まず、
ただ1人、壁の隅にいて、下を向き、心を閉ざしていたそうです。
最期まで孤高。
どんな精神状態で物語は生まれ、どんな想いで描き続けていたのか。
わからないことばかりです。
部屋の家主だったネイサン・ラーナー氏が芸術家でなければ、
世に出なかったものたちなのかもしれません。
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09Oct

アートスコープ2005/2006

Posted by miki in び じ ゅ つ


原美術館へ行ってきました。
森 弘治さんの作品の上智大学の慶援団の熱い熱い方々が「フレー!!フレー!!美術!!!」とエールを送っている映像はまるで運動会じゃないんだから!とツッコミを入れたくなる感覚になりました。
名和 晃平さんの作品のアクリルにポコッとシリコンの丸型シール?がキレイに配列されてて 動くたびに、その円が斜めに揃ったり、弾けてる様に見えたりしておもしろくて何度も見てしまってました。
そして、好きー!って思ったのは、ゲオルグ・ヴィンターさんの作品。テラスにあったヘッドフォンから虫の泣き声、風の音、車の音、時々オペラやオーケストラが聞こえてきて、庭を見ながら想像しながら心地よい時間を過ごして、壁に書かれてあったシューマンについての文章を読んでいたらせつなくなりました。
 

このオブジェ、石が浮かんでいるように見えなくもない。

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02Oct

さよなら ナム・ジュン・パイク展

Posted by miki in び じ ゅ つ


ワタリウム美術館で BYE BYE NAM JUNE PAIKを見てきました。
2006.1.29にフロリダの自宅で73歳の生涯を閉じた追悼展です。
テレビをアートにしてしまった人。
そして、それはテレビとしての役割ではなく、映像アート。



人は間違いをする自由を持たなければね。
それはとても大事な事だ。
いちどテープに写ってしまえば、人は死ぬことを許されない。
ビデオ・テープは、巻き戻すことが出来る。
でも、人生は巻き戻しは出来ない

*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*

このパイクさん言葉、深いです。

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26Sep

ミッキーを描いてみよう!

Posted by miki in び じ ゅ つ

東京現代美術館で開催されていた ディズニー展へ行きました。
チケットを買うまでに30分、中へ入るのに80分の待ち時間.....
なんだか、アトラクション並みの行列です。

ちょっと話題になっていた短編映画
ダリとウォルト・ディズニーがコラボした7分間の作品「ディスティーノ」
未完成らしいけど、とてもキレイな作品でした。
映像と流れるスペインかポルトガルの男の人が歌ってそうな音楽もステキ♪♪♪
観れて良かったー。

展示の最後にあった企画コーナー
「ミッキーを描いてみよう!」より



うまく描けますように!



























おおお!ミッキー!!

・・と、会場でも小さな子どもに混じってハイテンションなままでした。

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29Aug

AFRICA Remix

Posted by miki in び じ ゅ つ




六本木ヒルズの展望室へ行ってきました。



ここから見える東京は光の粒です。
キレイだなーって見てた血管のような道は首都高でした。
この1つ1つの光の中に、どれだけの人がいて
どんなことを思っているのか、などなど考えてしまう景色。
自分の悩みも小さく見えて、せつなくなるもの。



天井に映し出されたアフリカの星空
心地よい音楽と木々や動物の影。
そしてイランイランのほのかな香り。
ちょっと立ち止まって楽しみました。

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