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23Sep

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25Apr

ヘンリー・ダーガーの世界

Posted by miki in び じ ゅ つ




原美術館へ行って
Henry Darger ー A Story of Girls at War-of Paradises Dreamed
ヘンリー・ダーガー「少女たちの戦いの物語—夢の楽園」を見てきました。



ステキな色使いでカラフル。花の絵はカワイイとすら感じます。
でも、そこに描かれているのは
邪悪な大人の男に少女が次々と惨殺され、首を絞められ、
血を流したり・・・少女なのに、男のモノが付いていたり。
ー非現実の王国として知られる地における、
ヴィヴィアン・ガールズの物語、子供奴隷の反乱に起因する
グランデコーアンジェリニアン戦争の嵐の物語ー
という長いタイトルの15,145ページの長大作物語の挿絵だけど
それはそれは不思議ワールドです。

絵の教育を受けたことがないらしく、描かれている少女たちは、
マンガの1コマや、写真を拾い集めて、その絵をなぞって、
トレースして色付けして作られてるそう。
そう言われれば顔やポーズが同じものがあちこちに。

これはスゴイ!と思ったのは
「The Battle of Calverhine」という初期に作られた作品。
落ち葉が所狭しに貼り付けてあるみたいに見えるのに
近寄ってみると、いくつもの絵がコラージュされてました。
あと、草原の戦いの絵に描かれてる雲も何気に戦っている
そんなアイディアがハッとするものもありました。

アウトサイダー・アートというらしいけど、
ヘンリー・ダーガーについて知ってみたくなりました。



1892/4/12シカゴ生まれ、4歳になる直前、母と死別。
その後、8歳で父親の元を離れ、カトリックの施設で過ごす。
12歳頃、感情障害の兆候が現れ、重度の精神遅滞児童施設へ。
父親が亡くなり、17歳で施設を脱走。
掃除や皿洗いの仕事をしながら、19歳から物語を創り始め、
1973/4/13に81歳でこの世を去りました。
最期を過ごした病院では、周りの患者と溶け込まず、
ただ1人、壁の隅にいて、下を向き、心を閉ざしていたそうです。
最期まで孤高。
どんな精神状態で物語は生まれ、どんな想いで描き続けていたのか。
わからないことばかりです。
部屋の家主だったネイサン・ラーナー氏が芸術家でなければ、
世に出なかったものたちなのかもしれません。
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